小沢征爾さんがBoston Symphonyに帰ってきた。お金がなかったのでどうしようか迷っていたが、友人のススメでBox Officeへ。
「今日のチケットまだある?」
「うーん、無いと思うけどチェックしてみるね。」
「あ、あった。あー、でもここは見づらいよ?」
「でもそれでいいです。いくらですか?」
「$14。」
$14??
てっきり最低$50はするかと思っていたのに。席に行くと確かに見づらい。けどこの値段で聴けるなら願ったりだ。
演奏は個人的には2ndセットが好みだった。自分はあまりクラシックは詳しくないし、あまり聴き比べもしていないけど、自分にとってはもうちょっと 何か欲しかった気がするコンサートだったかな。それにしても73歳にして現役、ましてや当時、情報も何もロクにない時代に単身海外へ渡り、世界へその名を 響かせ、長年に渡り活躍し続けるって事は凄い。そして彼の音楽やお客さんに対する姿勢、本当に素晴らしい。
やっぱ愛、愛だよ。ね、小堀さん。
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