生きる

まずこのたびの東日本大震災により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

生まれて初めてあの様な大きな地震を経験し、想像を絶する被害の大きさに正直何の言葉も出てこなく、ブログの更新もせずにいました。ここ那須は、他 の甚大な被害があった場所からすればマシでしたが、それでも全壊家屋や塀の倒壊している場所がたくさんありました。今では色々復旧し、ガソリンも安定して供給されるようになりましたが、それでも未だ家が住める状況でない方がたくさんいます。

様々な対応の遅れなどが批判されていますが、今回自分が思った事は、地震や原子力に関わる、いわゆる「学者」と呼ばれている人たちは結局何も「知らない」という事。そして政府は、我々国民の生命と財産を「守る気はない」という事。

このエリアの第一次産業はすでに、放射線の風評被害によって困難な状況に陥っています。日本のTPP加盟なども考慮すると、日本人が生きるために必要な食料は自分たちで賄うという「当たり前の事」がさらに遠のくという事で、これほど危険な状況はありません。

まさか自分が経験するとはと思う大震災に遭い、「生きる」という事が何なのかを色々考えさせられました。

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