さる6月9日にGUNEI三島ホールにて行われた「和のステージ」で演奏した3曲を、YouTubeにアップしました。
今回、このような貴重な機会を作って頂いた関係者の皆様へ、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
唄: 福村 奈美
御詠歌: 楠本隆幸
津軽三味線: 山口 理貴
ギター: 瀬戸 竜介
ベース: 吉田大陽
那須湯もみ唄
那須温泉の大正時代から続く伝統、湯もみ(温泉のお湯をかき混ぜること)。その湯もみの際に歌われる「那須湯もみ唄」をアレンジさせて頂きました。
相互供養和讃
2曲目は、数年前に一度耳にした時からいつかはご一緒したいと思っていた御詠歌「相互供養和讃」です。
今から約1300年前、お遍路で誕生した御詠歌。
当時は道無き道をかき分けて進みお参りするという、まさに命がけの旅でした。
そんな旅の中で「もうダメかもしれない。もうここで自分の旅は終わってしまう。」と弱気になってしまう事もありました。そんな時に自分の気持ちを奮い立たせたもの、それが「御詠歌」だそうです。
塩原小唄
塩原小唄は泉漾太郎(ようたろう、本名・田代太平、1908 – 1996年)作詞、民謡研究家の藤井清水(きよみ、1889 – 1944年)の作曲で昭和4年に発表された曲です。
泉漾太郎は詩人、野口雨情の弟子であったこともあり、今回は野口雨情作詞の曲から「シャボン玉」と「七つの子」をつなげ、メドレーでアレンジしました。
日頃ご一緒する機会がない方たちとの演奏は、実に新鮮でした。これをきっかけに、また新たな世界が広がっていけば良いなと思います。
今回アレンジした曲は、以下のサイトにて配信していますので、ご興味のある方はぜひ覗いてみて下さい。
リードシート
[那須湯もみ唄]https://store.piascore.com/scores/270482 [相互供養和讃]
https://store.piascore.com/scores/270854
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